暗号または暗号解読におけるクリブ (crib) とは既知のもしくは想定されうる平文のサンプルのこと。仮定語、対照平文ともいう。第二次世界大戦中、英国の暗号解読作戦の本拠地であったブレッチリー・パークにおいてこの語が使われ始めた。cribの持つカンニング、盗用、剽窃という意味、例えば \"I cribbed my answer from your test paper.\" のように使う、から派生して用いられるようになった。cribは本来、外国語からの逐語訳、直訳といった意味を持つものだった。難解で不可解に思える暗号文でも、手がかりとして元となる平文中の数語......
暗号または暗号解読におけるクリブ (crib) とは既知のもしくは想定されうる平文のサンプルのこと。仮定語、対照平文ともいう。第二次世界大戦中、英国の暗号解読作戦の本拠地であったブレッチリー・パークにおいてこの語が使われ始めた。cribの持つカンニング、盗用、剽窃という意味、例えば \"I cribbed my answer from your test paper.\" のよう......