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カルシウムシアナミド

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カルシウムシアナミド (calcium cyanamide) は化学式 CaCN<sub>2</sub> で表される化合物である。白色石灰窒素(はくしょくせっかいちっそ)とも呼ばれる。石灰窒素の有効成分であり、肥料として用いられる。シアナミドのカルシウム塩である。カルシウムカーバイドと窒素分子を2気圧で加熱することで得られる。:CaC<sub>2</sub> + N<sub>2</sub> &rarr; CaCN<sub>2</sub> + C この反応を促進する目的で蛍石 CaF<sub>2</sub> を少量加えることがある。蛍石はこの場合触媒として作用するが、一般的な触媒と違い系内に残留しない。反応は以下のように進むと考えられている。:CaC<sub>2</sub> + N<sub>2</sub> → CaC<sub>2</sub>・N<sub>2</sub> (吸着化合物) → Ca(CN)<sub>2</sub> → CaCN<sub>2</sub> + Cこの反応は発熱的であるため、一度開始させれば完了するまで自発的に進む。純粋なものは以下の高温固相-気相反応によって製造される。:CaCO<sub>3</sub> + 2NH<sub>3</sub> → CaCN<sub>2</sub> + 3H<sub>2</sub>Oこの反応は実験室規模では可能であるものの、工業的には行われていない。左側に進む逆反応を利用してかつてアンモニアを製造していた。

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