ウズベク・ハン(Özbek Khan, غياث الدين محمد اوزبك Ghiyāth al-Dīn Muḥammad Ūzbak, ? - 1342年)は、ジョチ・ウルス(キプチャク・ハン国)の第10代当主(ハン)(在位:1313年-1342年)である。ウズ・ベクとも書かれる。バトゥの玄孫に当たり、『集史』によるとモンケ・テムル・ハンの十男で末子であったと思われるトグリルチャが父である。ジョチ家の王族としてはベルケ以来最もイスラームに帰依したことで知られている人物で、同時代のアラビア語資料などではスルターン・ムハンマド・ウーズベク・ハーンなど......
ウズベク・ハン(Özbek Khan, غياث الدين محمد اوزبك Ghiyāth al-Dīn Muḥammad Ūzbak, ? - 1342年)は、ジョチ・ウルス(キプチャク・ハン国)の第10代当主(ハン)(在位:1313年-1342年)である。ウズ・ベクとも書かれる。バトゥの玄孫に当たり、『集史』によるとモンケ・テムル・ハンの十男で末子であったと思われるト......