イレーネー・ラスカリナ (ギリシャ語:Ειρήνη Λασκαρίνα、生年未詳 - 1239年) はニカイア帝国の初代皇帝テオドロス1世ラスカリスの皇女。母親アンナ・アンゲリナは、東ローマ帝国皇帝アレクシオス3世アンゲロスとエウフロジネ・ドゥカイナ・カマテリナの皇女であった。最初はアンドロニコス・パレオロゴス将軍に嫁ぐが、その死後、テオドロス1世の寵臣ヨハネス・ヴァタツェス(後の皇帝ヨハネス3世ドゥーカス・ヴァタツェス)と再婚して、テオドロス2世を出産。出産後に落馬して重傷を負い、二度と子どもの産めない体になった。エウゲニアと名を改めて修道院に引退し、1......
イレーネー・ラスカリナ (ギリシャ語:Ειρήνη Λασκαρίνα、生年未詳 - 1239年) はニカイア帝国の初代皇帝テオドロス1世ラスカリスの皇女。母親アンナ・アンゲリナは、東ローマ帝国皇帝アレクシオス3世アンゲロスとエウフロジネ・ドゥカイナ・カマテリナの皇女であった。最初はアンドロニコス・パレオロゴス将軍に嫁ぐが、その死後、テオドロス1世の寵臣ヨハネス・ヴァタツェス(後......