イットリウムブリソ石(イットリウムブリソせき、 Britholite-(Y); 阿武隈石)は、1938年に発表された新鉱物で、理化学研究所で飯盛里安の指導を受けていた化学者の畑晋(はた すすむ)により、福島県の阿武隈山地で発見された。 化学組成はCa<sub>2</sub>(Y,Ca)<sub>3</sub>(SiO<sub>4</sub>,PO<sub>4</sub>)<sub>3</sub>(OH,F)で、六方晶系。当初、産出地の地名にちなんで阿武隈石と命名されたが、燐灰石スーパーグループのブリソ石グループに属することがわかり、上記の学名となった。
イットリウムブリソ石(イットリウムブリソせき、 Britholite-(Y); 阿武隈石)は、1938年に発表された新鉱物で、理化学研究所で飯盛里安の指導を受けていた化学者の畑晋(はた すすむ)により、福島県の阿武隈山地で発見された。 化学組成はCa<sub>2</sub>(Y,Ca)<sub>3</sub>(SiO<sub>4</sub>,PO<sub>4</sub>)<sub......