赤金鉱(あかがねこう、Akaganeite)は、1968年に発表された新鉱物で東北大学の鉱床学者南部松夫により、岩手県の赤金鉱山で発見された。化学組成はβ-FeO(OH,Cl)で、単斜晶系。産出地の赤金鉱山の名称から命名された。発見当初は針鉄鉱や鱗鉄鉱の同質異像と考えられていたが、塩素が必須の化学組成であることが判っている。
赤金鉱(あかがねこう、Akaganeite)は、1968年に発表された新鉱物で東北大学の鉱床学者南部松夫により、岩手県の赤金鉱山で発見された。化学組成はβ-FeO(OH,Cl)で、単斜晶系。産出地の赤金鉱山の名称から命名された。発見当初は針鉄鉱や鱗鉄鉱の同質異像と考えられていたが、塩素が必須の化学組成であることが判っている。