渡辺鉱(わたなべこう、 Watanabeite)は、1993年に発表された新鉱物で、富山大学の鉱床学者、清水正明(当時、東京大学総合研究資料館に在籍)らにより、北海道の手稲鉱山から発見された。化学組成はCu<sub>4</sub>(As,Sb)<sub>2</sub>S<sub>5</sub>で、斜方晶系。安四面銅鉱と外観が似ており、肉眼での鑑別は難しいとされる。東京大学の渡辺武男の鉱床学・鉱物学における業績をたたえて命名されたもの。
渡辺鉱(わたなべこう、 Watanabeite)は、1993年に発表された新鉱物で、富山大学の鉱床学者、清水正明(当時、東京大学総合研究資料館に在籍)らにより、北海道の手稲鉱山から発見された。化学組成はCu<sub>4</sub>(As,Sb)<sub>2</sub>S<sub>5</sub>で、斜方晶系。安四面銅鉱と外観が似ており、肉眼での鑑別は難しいとされる。東京大学の渡辺武......