池西 言水(いけにし ごんすい、慶安3年(1650年) - 享保7年9月24日(1722年11月2日))は江戸時代初期の松尾芭蕉と同時代の俳人である。奈良に生まれる。名は則好。通称は八郎兵衛、曽祖父の千貫屋久兵衛は奈良大年寄を務めた家系で父も俳諧を嗜んだと伝えられる。別号は兼志、紫藤軒、洛下童、鳳下堂。16歳で法体して俳諧に専念したと伝えられる。江戸に出た年代は不詳であるが延宝年間(1670年代後半)に大名俳人、内藤風虎のサロンで頭角を現した。延宝6年(1678年)に第一撰集、『江戸新道』を編集した。その後『江戸蛇之鮓』『江戸弁慶』『東日記』などを編集し、......
池西 言水(いけにし ごんすい、慶安3年(1650年) - 享保7年9月24日(1722年11月2日))は江戸時代初期の松尾芭蕉と同時代の俳人である。奈良に生まれる。名は則好。通称は八郎兵衛、曽祖父の千貫屋久兵衛は奈良大年寄を務めた家系で父も俳諧を嗜んだと伝えられる。別号は兼志、紫藤軒、洛下童、鳳下堂。16歳で法体して俳諧に専念したと伝えられる。江戸に出た年代は不詳であるが延宝年......