アンゲリカ酸(アンゲリカさん、Angelic acid)、アンゼリカ酸は不飽和カルボン酸の一種である。IUPAC名は (''Z'')-2-メチルブタ-2-エン酸 (''Z'')-2-methylbut-2-enoic acid。セイヨウトウキ(アンゼリカ、学名 ''Angelica archangelica'')の根から、ルートヴィヒ・ブフナー (Ludwig Andreas Buchner) によって1842年に発見された。そのほかセリ科の植物などに含まれる。カルボキシル基の隣に炭素-炭素二重結合を持ち、チグリン酸のシス・トランス異性体である。揮発性があ......
アンゲリカ酸(アンゲリカさん、Angelic acid)、アンゼリカ酸は不飽和カルボン酸の一種である。IUPAC名は (''Z'')-2-メチルブタ-2-エン酸 (''Z'')-2-methylbut-2-enoic acid。セイヨウトウキ(アンゼリカ、学名 ''Angelica archangelica'')の根から、ルートヴィヒ・ブフナー (Ludwig Andreas B......