鵜殿 長照(うどの ながてる)は、日本の戦国時代の武将。今川氏の家臣。三河国宝飯郡上ノ郷城(蒲郡市神ノ郷町、『三河物語』では、西之郡之城とある)主。今川氏が西進政策を採り続ける中で、三河の東西を結ぶ意味合いを持っていた鵜殿氏の所領は、非常に重要度が高かった。そのため、縁を結ぶことで西進路を確保しようと目論む今川氏によって、鵜殿氏の地位は向上する。また、主君・今川義元の妹が生母ということで、甥にあたる長照も今川家の親戚として重用された。弘治3年(1557年)、父・鵜殿長持が死去し家督を継いだ(ただし『三河物語』は長持の没年を永禄5年(1562年)とする)。永......
鵜殿 長照(うどの ながてる)は、日本の戦国時代の武将。今川氏の家臣。三河国宝飯郡上ノ郷城(蒲郡市神ノ郷町、『三河物語』では、西之郡之城とある)主。今川氏が西進政策を採り続ける中で、三河の東西を結ぶ意味合いを持っていた鵜殿氏の所領は、非常に重要度が高かった。そのため、縁を結ぶことで西進路を確保しようと目論む今川氏によって、鵜殿氏の地位は向上する。また、主君・今川義元の妹が生母とい......