魯元公主(ろげんこうしゅ、? - 紀元前187年)は、漢の高祖劉邦の長女。生母は呂雉。恵帝(劉盈)は同母弟にあたる。小説等では“魯元”を名前とされることが多いが、本来は、魯・元公主とされるのが正しく、「魯に化粧領を与えられた皇帝の長女」を意味する称号である。本名は不詳である。張耳の息子である張敖との間に張偃、および恵帝の皇后張氏がいる。沛県に生まれ、父・劉邦が秦末の動乱に参加すると母・呂雉とともにその留守を守った。彭城の戦いに敗れた劉邦が項羽の放った追っ手から馬車で逃れる途中に沛県に立ち寄った際に、弟・劉盈とともに父と合流するも、追っ手に捕まるのを恐れた劉......
魯元公主(ろげんこうしゅ、? - 紀元前187年)は、漢の高祖劉邦の長女。生母は呂雉。恵帝(劉盈)は同母弟にあたる。小説等では“魯元”を名前とされることが多いが、本来は、魯・元公主とされるのが正しく、「魯に化粧領を与えられた皇帝の長女」を意味する称号である。本名は不詳である。張耳の息子である張敖との間に張偃、および恵帝の皇后張氏がいる。沛県に生まれ、父・劉邦が秦末の動乱に参加する......