足手荒神(あしてこうじん)は、手足の神様である。民間信仰を起源とし、手足の病気や怪我に悩む者がその快癒を祈願するもので、信仰の特徴として手型や足型を奉納することが見られ、中にはギプスや松葉杖などを奉納するものもある。他人が奉納した手型、足型で患部をなでる例もある。信仰される地域は、秋田県、福岡県、熊本県、大分県などで、四国に及んでいるとの報告もある。熊本県嘉島町の甲斐神社(中郡甲斐神社)、熊本県大津町の西鶴甲斐神社や、熊本県八代市の医王寺は、「足手荒神」と通称されている。熊本の玉名市、大分の大分市、別府市などでは「手足荒神」と言う。
足手荒神(あしてこうじん)は、手足の神様である。民間信仰を起源とし、手足の病気や怪我に悩む者がその快癒を祈願するもので、信仰の特徴として手型や足型を奉納することが見られ、中にはギプスや松葉杖などを奉納するものもある。他人が奉納した手型、足型で患部をなでる例もある。信仰される地域は、秋田県、福岡県、熊本県、大分県などで、四国に及んでいるとの報告もある。熊本県嘉島町の甲斐神社(中郡甲......