趙左(ちょう さ、1573年? - 1636年?)は、中国明代末期に活躍した文人画|画家である。華亭県(現在の上海市松江区)の人。字を文度と称した。宋旭について画を学び、宋懋晋は同門である。五代十国|五代の董源を理想に掲げながらその正統とされる元末四大家に師法する。殊に倪瓚と黄公望を重視した。同郷の董其昌と親交が深く、その影響を受けて山水画の様式は董の代筆となるほど近接。呉派|松江派の代表的な画家として活躍し、のちに呉派|蘇松派の祖となった。代表作に「雪景山水図」(重要美術品・静嘉堂文庫美術館所蔵)などがある。
趙左(ちょう さ、1573年? - 1636年?)は、中国明代末期に活躍した文人画|画家である。華亭県(現在の上海市松江区)の人。字を文度と称した。宋旭について画を学び、宋懋晋は同門である。五代十国|五代の董源を理想に掲げながらその正統とされる元末四大家に師法する。殊に倪瓚と黄公望を重視した。同郷の董其昌と親交が深く、その影響を受けて山水画の様式は董の代筆となるほど近接。呉派|松......