菅沼 正貞(すがぬま まささだ、生没年不詳)は、戦国時代の武将。長篠菅沼氏6代目当主。菅沼貞景の子。長篠城を築いた菅沼元成の玄孫。通称、新九郎。三河国設楽郡に地盤を持つ菅沼氏の支族で、長篠城を有する長篠菅沼氏に生まれた。永禄12年(1569年)1月に父・菅沼貞景が討死。若年で家督を継いだため、大叔父・菅沼満直の後見を受ける。元亀2年(1571年)に本家・田峯菅沼氏が武田信玄に与したとき、一度はこれに抗ったため、武田軍の天野景貫と交戦に及んだという。戦後、武田軍の先遣・秋山虎繁(信友)は、使者を遣わして長篠菅沼氏などを懐柔した。正貞の意思は、家康への従属を貫......
菅沼 正貞(すがぬま まささだ、生没年不詳)は、戦国時代の武将。長篠菅沼氏6代目当主。菅沼貞景の子。長篠城を築いた菅沼元成の玄孫。通称、新九郎。三河国設楽郡に地盤を持つ菅沼氏の支族で、長篠城を有する長篠菅沼氏に生まれた。永禄12年(1569年)1月に父・菅沼貞景が討死。若年で家督を継いだため、大叔父・菅沼満直の後見を受ける。元亀2年(1571年)に本家・田峯菅沼氏が武田信玄に与し......