細川 高基(ほそかわ たかもと)は、戦国時代の武将。細川氏野州家分家の当主・細川春倶の子。兄の尹賢が細川氏典厩家を継いだのに伴い、春倶の嫡男となるが、のちに当主が不在となった和泉下守護家を再興する。従兄弟の細川京兆家当主高国のように文化活動に熱心であり、『源氏物語』の講釈に参加し、また和歌を求める姿が『後法成寺関白記』(近衛尚通の日記)にみえる。また、高国と同じく室町幕府第11代将軍足利義高(後の義澄)から偏諱を賜って高基と名乗った。
細川 高基(ほそかわ たかもと)は、戦国時代の武将。細川氏野州家分家の当主・細川春倶の子。兄の尹賢が細川氏典厩家を継いだのに伴い、春倶の嫡男となるが、のちに当主が不在となった和泉下守護家を再興する。従兄弟の細川京兆家当主高国のように文化活動に熱心であり、『源氏物語』の講釈に参加し、また和歌を求める姿が『後法成寺関白記』(近衛尚通の日記)にみえる。また、高国と同じく室町幕府第11代......