李景亮(りけいりょう)は唐の官吏。李章武(りしょうぶ)の幽婚譚(『太平広記』巻340「李章武」)の作者。その仕履は不明な点が多く、徳宗の貞元10年(基督教暦795年)12月に制挙の一である詳明政術可以理人科(しょうめいせいじゅつかいりじんか)に擢第した事と、憲宗の元和末年(元和は20年(基督教暦820年)迄)には翰林待詔(かんりんたいしょう)の官にあって左司禦率府(さしぎょそつふ?)の長史を授けられた事が知られるのみである。なお、宋代に張読(ちょうどく)の伝奇小説「李徴」(『宣室志(せんしつし)』所収)を脚色した話本「人虎伝」が行われてその撰者とされ、明や......
李景亮(りけいりょう)は唐の官吏。李章武(りしょうぶ)の幽婚譚(『太平広記』巻340「李章武」)の作者。その仕履は不明な点が多く、徳宗の貞元10年(基督教暦795年)12月に制挙の一である詳明政術可以理人科(しょうめいせいじゅつかいりじんか)に擢第した事と、憲宗の元和末年(元和は20年(基督教暦820年)迄)には翰林待詔(かんりんたいしょう)の官にあって左司禦率府(さしぎょそつふ......