摩睺羅伽(まごらが、サンスクリット|Skt:Mahoragaの音写、漢訳:大蟒、大腹胸行など)は、仏教を守護する護法善神の一尊。八部衆|天竜八部衆や二十八部衆に数えられる(「マハー」+「ウラガ」)。もと古代インドの神であったが、後に仏教に取り入れられた。身体は人間であるが首は大蛇、または頭に蛇冠を戴いた人間の姿で描かれ、龍種の一つとされる。八部衆の緊那羅と同じく音楽の神とされる。ナーガがコブラ科|コブラを神格化したものであるのに対してこのマホーラガはニシキヘビ科|ニシキヘビの様なより一般的な蛇を神格化したものである。胎蔵界曼荼羅の外金剛部院北方に配せられて......
摩睺羅伽(まごらが、サンスクリット|Skt:Mahoragaの音写、漢訳:大蟒、大腹胸行など)は、仏教を守護する護法善神の一尊。八部衆|天竜八部衆や二十八部衆に数えられる(「マハー」+「ウラガ」)。もと古代インドの神であったが、後に仏教に取り入れられた。身体は人間であるが首は大蛇、または頭に蛇冠を戴いた人間の姿で描かれ、龍種の一つとされる。八部衆の緊那羅と同じく音楽の神とされる。......