如来宗(にょらいしゅう)は、江戸時代、享和2年(1802年)に愛知県名古屋熱田の農夫長四郎の三女きの(喜之。きの女。宝暦6年(1756年) - 文政9年(1826年)。一尊如来きの)が神懸かりを受けて開いた宗教である。如来教とも。石橋智信によれば、この宗教そのものに呼び名は無く、教祖の自称から石橋は「一尊教」と呼んだ。日本の宗教には珍しく「原罪」という概念を持つ。船乗りの間で信仰される「金毘羅」が如来の使いであるとし、これを中心とした信仰がなされる。
如来宗(にょらいしゅう)は、江戸時代、享和2年(1802年)に愛知県名古屋熱田の農夫長四郎の三女きの(喜之。きの女。宝暦6年(1756年) - 文政9年(1826年)。一尊如来きの)が神懸かりを受けて開いた宗教である。如来教とも。石橋智信によれば、この宗教そのものに呼び名は無く、教祖の自称から石橋は「一尊教」と呼んだ。日本の宗教には珍しく「原罪」という概念を持つ。船乗りの間で信仰......