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午後の曳航

推定知名度3.17%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女

『午後の曳航』(ごごのえいこう)は、三島由紀夫の長編小説。横浜山手を舞台に、ブティックを経営する未亡人と息子、その女性に恋する外国航路専門の船員とが織り成す人間模様と、少年たちの残酷性を描いた作品。前編「夏」、後編「冬」から成る。構成としては、前編はごく普通のメロドラマとして終わり、後編でその世界が崩壊していく様が書かれている。なお、モデルとなったブティックは横浜元町に現存する。1963年(昭和38年)9月10日に書き下ろしで講談社より刊行された。文庫版は新潮文庫で刊行されている。翻訳版は1965年(昭和40年)のジョン・ネイスン訳(英題:The Sailor Who Fell from Grace with the Sea)をはじめ各国で行われている。三島没後の1976年(昭和51年)に日米英合作の映画が、舞台を英国に移しサラ・マイルズとクリス・クリストファーソン主演で作られた。また、ドイツの作曲家・ハンス・ヴェルナー・ヘンツェによる歌劇『裏切られた海』の原作となり、ベルリン・ドイツ・オペラで、1990年(平成2年)5月5日に初演された。

過去の推移