前波 景当(まえば かげまさ)は、戦国時代の武将。朝倉氏の家臣。前波景定の嫡男で前波吉継の兄。子に勝秀。左衛門五郎、藤右衛門尉と称す。前波氏は一乗谷付近の前波村を本拠とした地侍で、朝倉氏の直臣中筆頭の家柄である。景当は前波氏嫡流の藤右衛門尉家の跡継ぎに生まれ、永禄8年(1565年)ごろから朝倉義景の奉行人として活躍した。永禄11年(1568年)5月、足利義昭の朝倉館訪問時には、年寄衆の筆頭として挨拶・接待をしており、同年7月、義昭が一乗谷を去り織田信長の許へ向かう際は、朝倉景恒と共に2000の兵を率い、近江まで義昭を警護した。元亀元年(1570年)9月、義......
前波 景当(まえば かげまさ)は、戦国時代の武将。朝倉氏の家臣。前波景定の嫡男で前波吉継の兄。子に勝秀。左衛門五郎、藤右衛門尉と称す。前波氏は一乗谷付近の前波村を本拠とした地侍で、朝倉氏の直臣中筆頭の家柄である。景当は前波氏嫡流の藤右衛門尉家の跡継ぎに生まれ、永禄8年(1565年)ごろから朝倉義景の奉行人として活躍した。永禄11年(1568年)5月、足利義昭の朝倉館訪問時には、年......