付紐小僧(つけひもこぞう)は、長野県の南佐久郡田口村大奈良(現・佐久市)に伝わる妖怪。容姿は7、8歳の人間の子供のようで、紐のほどけた服を着ている。小豆とぎ屋敷という屋敷に、夕方になると現れる。ほどけた服の紐を結んでやろうと誰かが近づくと、その者は付紐小僧にだまされて一晩中歩かされる羽目になり、夜が明ける頃になってようやく家へ帰ることができるという。そのために夜遅くまで外で遊んでいる子供は「付紐小僧が出るぞ」と言って家へ呼び戻された。
付紐小僧(つけひもこぞう)は、長野県の南佐久郡田口村大奈良(現・佐久市)に伝わる妖怪。容姿は7、8歳の人間の子供のようで、紐のほどけた服を着ている。小豆とぎ屋敷という屋敷に、夕方になると現れる。ほどけた服の紐を結んでやろうと誰かが近づくと、その者は付紐小僧にだまされて一晩中歩かされる羽目になり、夜が明ける頃になってようやく家へ帰ることができるという。そのために夜遅くまで外で遊んで......