ルドルフ・オットー(Rudolf Otto, 1869年9月25日-1937年3月6日)は、ドイツの哲学者、宗教哲学者。フィリップ大学マールブルク|マールブルク大学の教授で退官。イマヌエル・カントとド・フリースの研究から、崇高で聖なるものとは、という問題意識を持つようになり、宗教哲学の研究に移行した。代表作は、『聖なるもの』(1917年)で宗教学の重要な原典である。キリスト教の教義に依拠せず、哲学の立場から宗教にどうアプローチするかということになると、オットーにたどり着くといわれる。神聖で、それでいて道徳や習俗、認識とは別途のものを彼は、「ヌミノーゼ」とい......
ルドルフ・オットー(Rudolf Otto, 1869年9月25日-1937年3月6日)は、ドイツの哲学者、宗教哲学者。フィリップ大学マールブルク|マールブルク大学の教授で退官。イマヌエル・カントとド・フリースの研究から、崇高で聖なるものとは、という問題意識を持つようになり、宗教哲学の研究に移行した。代表作は、『聖なるもの』(1917年)で宗教学の重要な原典である。キリスト教の教......