ランフォリンクス(''Rhamphorhynchus''=「舳先の嘴」の意)は、ジュラ紀後期に出現した翼竜の一種。和名は嘴口竜(しこうりゅう)。翼を広げたときの長さは約40cmから175cmあった。化石はイギリスやドイツ、タンザニアで発見されている。やや上向きにそった嘴状の顎と、長く口からはみ出るほどに発達した牙状の歯を持ち、これらを使って空中から昆虫や水面近くを泳ぐ魚などを捕食していたと考えられている。腱で補強された長い尾の先端には菱形のフラップがあり、これは通常、飛行の際に方向舵として機能していたとする説が一般的である。ゾルンフォーフェンの石灰岩採掘場......
ランフォリンクス(''Rhamphorhynchus''=「舳先の嘴」の意)は、ジュラ紀後期に出現した翼竜の一種。和名は嘴口竜(しこうりゅう)。翼を広げたときの長さは約40cmから175cmあった。化石はイギリスやドイツ、タンザニアで発見されている。やや上向きにそった嘴状の顎と、長く口からはみ出るほどに発達した牙状の歯を持ち、これらを使って空中から昆虫や水面近くを泳ぐ魚などを捕食......