タルソスのテオドルス(Theodorus of Tarsus, 602年頃 - 690年9月19日)は、 カンタベリー大司教。第6代の大司教デウスデディットが664年7月14日に亡くなり、後任を依頼されたイングランド出身の司教ウィグハルドが、大司教叙階のため派遣されたローマで疫病により死亡。ローマ教皇はナポリ近郊のニリダン修道院長ハドリアヌスに大司教としてイングランドへ赴任するよう命じるが、ハドリアヌスは友人であるタルソス出身の修道士、テオドルスがいっそう適任であると推薦した。当時66歳でローマにいたテオドルスは668年3月26日に教皇ウィタリアヌスから大......
タルソスのテオドルス(Theodorus of Tarsus, 602年頃 - 690年9月19日)は、 カンタベリー大司教。第6代の大司教デウスデディットが664年7月14日に亡くなり、後任を依頼されたイングランド出身の司教ウィグハルドが、大司教叙階のため派遣されたローマで疫病により死亡。ローマ教皇はナポリ近郊のニリダン修道院長ハドリアヌスに大司教としてイングランドへ赴任するよ......